ブリッジワークスの新しい動きをご紹介
ブログ
2026.06.22
「自社メディアを立ち上げたものの、半年で更新が止まってしまった」 「記事は定期的に出しているのに、問い合わせも採用応募も一向に増えない」
オウンドメディアの運用で、こうした壁にぶつかる企業は少なくありません。私たちブリッジワークスのもとにも、「一度は始めたが、うまく回らなくなった」というご相談が後を絶ちません。
しかし、これは担当者の頑張りが足りないからでも、自社にコンテンツの素材がないからでもありません。続かない・成果が出ないオウンドメディアには、ほぼ共通した「3つの原因」があります。 そして、その原因は構造的なものなので、原因さえ特定できれば打ち手は明確になります。
この記事では、20年にわたって企業の情報発信を支援してきた編集プロダクションの視点から、その3つの原因と解決の方向性を整理します。
オウンドメディアは、立ち上げること自体は決して難しくありません。CMSを用意し、デザインを整え、最初の数本を公開する——ここまでは勢いで到達できます。
問題は、その後です。メディアの価値は「続けること」と「読者の役に立つこと」によって初めて生まれます。ところが多くの企業は、立ち上げにエネルギーを使い切ってしまい、肝心の「運用」で失速します。
なぜ運用でつまずくのか。その根っこにあるのが、次の3つの原因です。
最も多く、そして最も根が深いのがこの原因です。
「競合がやっているから」「コンテンツマーケティングが流行っているから」——こうしたきっかけで始まったメディアは、進むうちに必ず迷走します。何のために記事を出すのか、誰に何を届けたいのかが定まっていないため、テーマ選びの基準がなく、毎回ゼロから「次は何を書こう」と悩むことになります。
目的が曖昧なメディアは、とりあえず測りやすいPV(ページビュー)を指標にしがちです。しかし、PVが増えても事業に何の意味があるのかを説明できなければ、いずれ経営層から「これは何の役に立っているのか」と問われ、答えに詰まります。
リード獲得なのか、採用ブランディングなのか、既存顧客との関係維持なのか。目的によって、追うべき指標も、作るべき記事もまったく変わります。 「成果が出ない」と感じているメディアの多くは、実は成果が出ていないのではなく、成果が定義されていないのです。
そして、目的が共有されていないメディアは、社内での優先順位がすぐに下がります。繁忙期が来れば真っ先に後回しにされ、予算編成のたびに「これ、続ける意味ある?」という議論にさらされる。「続かない」の背景には、たいてい「続ける理由を語れない」という問題が隠れています。
「続かない」という症状に、最も直接的に効いているのがこの原因です。
多くの企業で、オウンドメディアは本業を抱えた担当者が片手間で運用しています。最初の数ヶ月は気合いで回せても、本業が忙しくなれば更新は止まります。これは担当者個人の能力や意欲の問題ではありません。そもそも、片手間で定期的にコンテンツを供給し続けること自体に無理があるのです。
運用の仕組みがないと、必ず「ネタ切れ」が訪れます。社内に情報や知見は眠っているのに、それを掘り起こして記事の企画に変える流れがないため、「書くことがない」状態に陥る。そして一度更新が滞ると、再開のハードルが上がり、そのまま放置——というスパイラルにはまります。
担当者一人にすべてが依存していると、その人の異動や退職で、メディアは一気に止まります。企画の意図も、過去の経緯も、制作の段取りも引き継がれず、後任は何から手をつければいいかわからない。継続を「個人の頑張り」に賭けている時点で、止まるのは時間の問題です。 必要なのは、企画・ネタの供給源・制作フローという「仕組み」です。
「成果が出ない」の核心にあるのが、この原因です。
社内で記事を書くと、どうしても「自社が言いたいこと」が中心になります。サービスの宣伝、自社の取り組みの紹介——いわばプレスリリースの延長です。しかし読者が求めているのは、自分の課題を解決してくれる情報です。この視点のズレがある限り、いくら本数を増やしても読まれません。
文章が書けることと、読まれる記事を企画・編集できることは別の能力です。読者は誰で、何に悩んでいて、どんな検索をするのか。そこから逆算してテーマを企画し、構成を組み、見出しを設計し、推敲して磨き上げる——この一連の「編集」のプロセスが、コンテンツの成果を大きく左右します。多くのオウンドメディアでは、この編集の工程がまるごと抜け落ちています。
読まれて、さらに成果につなげるには、設計が必要です。検索意図に応えるSEOの観点、記事を読んだ人を次のアクション(資料請求・問い合わせ・応募)へ導く導線——こうした設計なしに記事を量産しても、「書いてはいるが、何にもつながらない」状態になります。
ここまで3つの原因を見てきましたが、実はこれらは別々の問題ではありません。根っこは一つ、メディアを運営する「編集機能」が社内にないということです。
編集機能とは、
目的から逆算して、何を発信すべきかを企画する力
継続的にコンテンツを制作し、回し続ける仕組み
読者に届く品質を担保する編集力
出した記事が成果につながっているかを検証し、改善する力
これら一連の機能を指します。続かない・成果が出ないメディアは、この編集機能が欠けているのです。
とはいえ、この機能を社内だけで持つのは簡単ではありません。専任の編集者やライターを採用するにはコストがかかり、育成にも時間を要します。そこで現実的な選択肢になるのが、編集プロダクションのような外部の「編集パートナー」と組むことです。企画から取材・執筆・編集・運用までを伴走してもらうことで、欠けていた編集機能を一気に補えます。
編集プロダクションについてより詳しく知りたい方は、【徹底解説】編集プロダクションとは?制作会社・ライターとの違いと依頼のメリットもあわせてご覧ください。
私たちブリッジワークスは、コクヨのオウンドメディア『WORKSIGHT』の運営支援を、10年にわたって続けました。
10年という歳月を、一つのメディアが走り続けられる理由はシンプルです。発信の目的が明確で、それを支える編集機能が回り続けているからです。継続は、担当者の根性ではなく、仕組みによって実現します。今回挙げた3つの原因の裏返しが、そのまま「続くメディア」の条件になっているのです。
逆に言えば、いま「続かない」「成果が出ない」と感じているメディアも、原因を特定して手を打てば、資産として育てていくことができます。
オウンドメディアが続かない・成果が出ない3つの原因を、あらためて整理します。
目的とゴールが曖昧 ——だから迷走し、成果を測れず、社内で生き残れない
続ける仕組みがない ——だから片手間になり、ネタ切れと属人化で止まる
読者目線の編集力が足りない ——だから作っても読まれず、成果につながらない
そして、これら3つに共通する解は「編集機能を持つこと」でした。
ブリッジワークスは、企画立案から取材・執筆・編集、そして公開後の運用・改善まで、オウンドメディアの編集機能をワンストップで担います。「何から始めればいいかわからない」という段階からはもちろん、「一度立ち上げたが、うまく回らなくなった」というメディアの立て直しも得意としています。
自社のメディアに当てはまる原因があると感じた方は、ぜひ一度ご相談ください。
編集プロダクションへの依頼を検討するなら
まずは無料相談・お見積もりを
できることを相談してみる